日銀がマイナス金利を解除しました。住宅ローンの影響は?
昨日3月20日、日銀がマイナス金利を解除しましたね。
世間では、住宅ローンはどうなるのか?と心配の声があがっているようです。
3月20日付けの中日新聞に「住宅ローン注意点は」との見出しで記事が掲載されていました。
ご覧になりましたか?
一部紹介させていただきます。
「モゲチェック」を運営するMFSの塩沢最高責任者のお話だそうです。
変動金利は日銀の政策金利(短期金利)に連動し、固定金利は10年物国債利回りを基準に金利が決まります。
住宅ローン金利は経済指標次第のため差別化が難しく、利上げをしにくいそうで、マイナス金利解除にあたって、各銀行がどれだけ基準金利を上げるか、
他行の動向を見定めている状況。
同社によると、3月の固定金利と変動金利の差は1.47%。
日銀は緩和を続けると言っており、固定との金利差は依然として大きく、変動がいいのでは。インターネットであおる記事が出て、変動から固定への借り換えや繰り上げ返済を
考える人が増えるかもしれないが、慌てて変える理由はない。とみている。
変動金利が仮に0.1%上昇しても「元本3000万円なら月に1500円上がる程度。あまり大きな影響はない」と指摘し
「心理的な引き締め効果が出ると消費にブレーキをかけてしまう。日銀も不安が増幅することに対しては最新の注意を払うだろう」と予想している。
ただ、長期的な金利の動向は読み切れないことを考慮した上で、リスクを減らす必要はある。
塩沢さんは「住宅ローンで借りる金額は最大でも年収の7倍、余裕を持たせたければ5倍。そのくらいであれば金利が上がっても対応できる」との内容でした。
今、巷ではマイナス金利を解除したことで、住宅ローンの金利が相当上がるのでは。との不安の声があるようですが、変動金利でも慌てることはないようです。