リタイア時の住宅ローン「返す?」「返さない?」
昨日とうってかわって、今日はとても良い天気。風が少し強いですけど。
三井住友信託銀行さんの「令和の住宅ローン事情調査」を今回はご紹介させていただきます。
全国1万人の20代から60代の男女に、住宅ローンの支払いについて聞きました。
住宅ローンを利用している・利用する予定の人は4割。
ローン利用者の約8割が現役時代の負債はリタイア時に無くしておきたい意向が強いことが分かりました。
年代別に詳しくみると、年齢が上がるに従い「リタイア後もローン返済を継続する」との回答が多くなっており、「60~64歳」では34%を占めました。
ゼロ金利政策などの影響から、歴史的に低い金利水準は続いていることも背景にありそうです。
「家計の資産を運用することで得られる収益でローン返済ができれば資産と負債の両建てで管理していく」選択肢も考えられると指摘。
しかし、その際には運用期間と流動性には注意を促している。
また、老後資金に必要な額(65歳以降の生活資金で公的年金以外の自分で準備する金額)をたずねると、全体平均で約1800万円となりました。
各年代別にみますと、必要金額は「1万円以上」から「5000万円未満」の選択肢に対して、「1500万円~2500万円」をピークに、おおむねなだらかに分布しています。
家族構成や働き方が多様化しており、それに伴い公的年金の種別や受給額にも幅があります。
そのため、老後資金に必要な額も世帯事情に応じて異なってくるのでは、働く女性の代行サービスの利用実態やニーズなどをと分析しています。
(放夢新聞より)